ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展
【 会場】東京都美術館 企画展示室
【期間】2022年2月10日(木)〜4月3日(日) ←新会期 ※日時指定予約制
【休室日】月曜日、3月22日(火) ただし、2月14日(月)、3月21日(月・祝)は開室
【開室時間】9:30~17:30、金曜日は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)
【観覧料】一般 2,100円/ 大学生・専門学校生 1,300円/ 65歳以上 1,500円
フェルメール《窓辺で手紙を読む女》を修復後、所蔵館以外で世界初公開!が大変話題になっているのと、グッズがミッフィーとコラボしてカワイイ!(どちらかと言うとコッチ…)ということで観に行こうとした矢先、コロナ禍で急遽会期が延期。二日前にようやく新会期で再出発となり、取り急ぎ観に行くことにしたが、巡回展の為に終了日は動かせないのか、東京での会期は短いまま。日時指定予約制だが、みるみる埋まっている。
フェルメールは過去何度も観てきた。人物はわりと精巧に描くのに、周辺の景色は比較的ぼんやりふんわりが特徴だろうか。窓辺で…の作品も修復前のキューピッドが不在な方が、むしろ「フェルメールっぽい」気がする。前後の作品を見比べると「アラ?ん??」と思わず首をかしげる。あると無いではだいぶ印象が違うのだ。この点については公式サイト「みどころ」をご参照ください。レンブランドっぽく見せるために何者かが塗りつぶしたという説もあるようだが…。ただし、修復のおかげでより色彩がはっきりし、フェルメールの特徴である「フェルメール・ブルー」がキレイなこと。。
本展では17世紀オランダを代表する画家たちの作品も公開されている。静物画が特に気に入ったのだが、ヤン・デ・ヘームの描く花(オランダ故に紫と白のチューリップが人気だったとか)、ヨセフ・デ・ブライ含む食卓の食べ物などが気に入った。ニシンが当時の庶民のよく食べる魚のひとつだったそうだが、牡蠣も出ていた。かなり美味しそうに描かれていたのだが…こちらもよく食べられていたのかな?
グッズはとても豊富で魅力的。ミッフィー好きにはコラボぬいぐるみをお勧めするが、私はレターオープナー(実用品…)を。チケットホルダーやファイルケース、気になった作品がいくつかポストカード化されていたので、それらや一筆箋などを。
今回のような展覧会は、単眼鏡使用がおすすめです。会場でもかなりご使用を見かけました。私も一応持ち込んだものの、以前鑑賞用のために購入した双眼鏡「Nikon 双眼鏡 遊 4X10D」を使用。単眼が苦手、双眼鏡で絵画を見るのにはオススメです。
Sat, 12 Feb 2022 18:03:36